
6月になり、今年度の助成金もそろってきました。しかし、助成金は非常に種類が多く、どんな助成金があるかわかりづらいこともあります。 そこで当オフィスにて令和2年度に使えるオススメの助成金をピックアップし、どのような取組に対 …
補助金の申請を考える際に、申請をするため、採択されるために必ず準備しておきたいことが2つあります。
準備までに3週間程度必要であったり、事前に済ませておかないと意味のないものになります。
現在補助金を検討していなくても、今後自社で利用できる補助金が創設されたときに有利に申請できるように必ず準備することをおすすめします。
gBizIDプライムアカウントの取得
1つ目はgBizIDプライムアカウントの取得です。
簡単にご説明するとgBizIDは様々な行政サービスにログインするための共通アカウントです。
gBizIDがあればオンライン上で行政サービスを受けることができるようになります。
アカウントにはプライム、メンバー、エントリーの三種類ありますが、IT補助金などプライムでしか利用できないサービスあるので必ずプライムアカウントを取得しましょう。
gBizIDをあらかじめ取得しておくことで、補助金の申請がスムーズにできるようになります。
申し込みはgBizIDのWebサイトからできます。
参考gBizIDへようこそ個人事業主も法人も必要な添付書類は実印(代表者印)の印鑑証明書です。Webサイトから申請を行うと印刷用の申請書データをダウンロードして、印鑑証明書と送るよう記載があります。
印鑑証明の記載と異なる内容を申請書に書くと不備として再申請になってしまいます。
印鑑証明書を先にとっておいて見ながら入力し、そのまますぐに申請書を郵送する方法が一番早いです。
経営力向上計画の認定
当サイトの補助金・助成金のページでも紹介しています。
2つ目は経営力向上計画の認定を事前に受けておくことです。
経営力向上計画は、「自社の経営力を向上するために実施する計画で、認定された事業者は、税制や金融の支援等を受けることができます。」という制度です。
- 設備の即時償却又は取得価額の10%の税額控除
- 事業承継等に係る登録免許税・不動産取得税の特例
- 日本政策金融公庫による低利融資
- 信用保証協会の保証枠の拡大
上記の支援の有効ですが、それ以外にも最近の傾向では補助金申請時に加点がつくことが多いです。
ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金といった定番の補助金には経営力向上計画認定による加点措置がついてます。
認定を受けることは難しくなく最長5年有効であるため、補助金に熱心に会社ではまず認定を受けているはずです。
事前に取っておく必要があるのは、補助金の公募が開始されたときに、公募前の認定のみ対象になる場合があるからです。公募が出てから急いで認定を受けても加点対象になりません。
今後もこの傾向が続くかはわかりませんが、様々な活用方法があり、補助金の加点もあるので事前に取っておきましょう。
補助金の申請や経営力向上計画のことなど、ご興味お持ちいただけましたらご相談承っております。
また、助成金や補助金の申請だけでなく、マネーフォワード、freee、ジョブカン、SmartHRなどの各種クラウドシステムもサポートしています。これらを導入することで、労働時間のリアルタイムでの把握・分析、生産性向上につなげることができます。
自社ではお手続きが難しい、手間がかかるといったことがあるかと思います。そのようなときは助成金・補助金の専門家である社労士(社会保険労務士)にお気軽にご相談ください!