キャリアップ助成金

今回はキャリアアップ助成金(正社員化コース)についてです。

長く続いている助成金のため、話を聞いたことがある方や申請をしたことがあるかたも多いかもしれません。

名称が「正社員コース」のためか、「正社員にしないとダメなんでしょ?」といった質問を受けることもあります。

正社員化コースとは?

そもそものキャリアアップ助成金は非正規雇用労働者のキャリアアップを促進するため、正社員化、処遇改善の取組を実施した事業主に対して助成金を支給する制度です。

そのなかで正社員化コースは雇用形態、賃金の改善の取組に対して助成が行われます。

対象となる取組でよく紹介されるものが、「有期契約社員を正社員に転換して、賃金を5%上げる」という取組です。

実は転換のパターンは全部で3つあります。

転換パターン
  • ①有期契約→正規雇用 57万円<72万円>
  • ②有期契約→無期契約 28.5万円<36万円>
  • ③無期契約→正規雇用 28.5万円<36万円>

上記の①と③のパターンは正社員である必要がありますが、②のパターンであれば有期契約で雇用しているアルバイトを無期契約雇用にすることで助成を受けることができます。

賃金を5%以上上げるという条件は変わりません。

キャリアアップ助成金(正社員化コース)は長く続いている制度でよく使われるので、利用しやすいイメージがあります。

しかし、就業規則に定める文言や対象の社員、賃金5%アップの計算の仕方など細かいルールがあり、正しく進めないと不支給になってしまいます。

毎年変更点があり、意外と複雑な助成金なので専門家に依頼することをおすすめします。

自社ではお手続きが難しい、手間がかかるといったことがあるかと思います。そのようなときは助成金の専門家である社労士(社会保険労務士)にお気軽にご相談ください!