キャリアアップ助成金

2020年4月からのキャリアップ助成金は賃金5%の計算方法が変更になっています。

正社員等への転換前の6か月と転換後の6か月を比較して①か②のどちらかを満たすことが条件になっています。

①基本給および定額で支給されている諸手当(賞与を除く)を含む賃金の総額を5%以上増額させていること

②基本給、定額で支給されている手当および賞与を含む賃金の総額を5%以上増額させていること

上記の他に計算に含めることができない賞与や諸手当が細かく定められています。

変更の目的

以前からキャリアアップ助成金(正社員化コース)は転換前の6か月と転換後の6か月で賃金を比較するため、転換後だけ賞与を払い、5%以上増額させる方法がとられてました。

増額分を賞与で対応することで、実質賃金をあげずに申請ができるためです。しかし、今回の変更前に就業規則に「〇月に支払う」など賞与の支払いが明確に定められていないと対象にしないという取扱いに変更されました。

この時の変更は変更後の申請からの適用ではなく、既に申請されているものも対象にされたため、就業規則に賞与の定めのないと受給できませんでした。

今回の変更で、通常の待遇を向上することがより明確になり、助成金の申請目的の賞与や手当を含めることを排除する意図になっています。

助成金の活用方法

助成金をうまく活用する方法、助成金の意図に沿った取組を行うことです。

今回の変更で、①の条件では賞与を除いた金額で5%以上の増額が対象になります。

支給額が不確かで含めることができるか判断が難しい賞与をあえて利用するより、わかりやすい①の条件で利用するほうがおすすめです。

自社だけで進めるには難しい、手間がかかるといったことがあるかと思います。そのようなときは助成金の専門家である社労士(社会保険労務士)にお気軽にご相談ください!